カート

ESPECIALLY HANDMADE FOR YOU

高齢者の編み物技術の継承と、社会参加を目指して

“きっかけは一人暮らしの義母”
大好きなパパも亡くなり二人の息子も独立。専業主婦だった義母は、寂しさを埋めるかのように大好きな編み物に没頭して行きました。「やる事がない」それは「自分が必要とされてない」と感じる、人間として最も寂しい出来事の一つでもあります。私ができる事はなんだろう…と考えているうちに、お義母さんの大好きな編み物で何か出来ないだろうか?と、ふと思った事がBeyond the reefの誕生のきっかけでした。
手描きのイメージ画と毛糸を姑に渡した数日後、想像以上にステキなクラッチバッグが編み上がり、
それが記念すべきサンプル第1号となりました。
その日から私が思いつく限りの毛糸を買ってきてデザインを描き、お義母さんが編む。
そんな日々が続きました。
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“ブランドを立ち上げよう!”
サンプルがいくつか出来上がり、同僚に見せに行くと「可愛い!」「使える!」と。
その言葉に背中を押されブランド化を決意しました。
即、グラフィックデザイナーの義妹に頼み、ブランド名を決め、オンラインサイトを立ち上げ、販路を確保。
決断からわずか3ヶ月でBeyond the reefを立ち上げました。
「デザイン&統括は私、編むのは義母、Webデザインは義妹」と、 それぞれが違った才能を持ち、それぞれの特技を合わせて、ブランドが形になって行く様子は、今思い出しても、本当に奇跡のような日々でした。
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“編み手さんを探そう”
一生懸命かつ楽しそうにバッグを編んでいる義母を見ていて、同じような状況の高齢者は実はたくさんいらっしゃるのではないか。もしそうであれば、一緒にバッグを編んでもらって楽しく社会参加してもらえれば、少しでも生きがい作りのお手伝いが出来るのではないか・・・と思うようになりました。
そこから編み手のおばあちゃん探しを始め、やがてNPO法人「五つのパン」が運営するコミュニティカフェ「いのちの木」の編み物サークルのおばあちゃん達に出会いました。
「いのちの木」は、「高齢者の技術や知恵を次の世代に繋げて行く」をコンセプトに掲げたコミュニティカフェです。
こうした素敵な出会いに恵まれて、Beyond the reefは少しずつ形になって行きました。
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“おばあちゃま達と一緒にバッグ製作 ”
いよいよ、おばあちゃま達との商品作りへの挑戦が始まりました。
編んでは解き、また編んで、そして解く・・・・。
いつの間にかおばあちゃま達は、お茶飲み仲間ではなく、共に仕事を請け負う仲間として、互いに教えあい、励ましあい、時には衝突し、そして尊敬し合い、絆を深め、趣味の延長ではなく、お客様から買って頂く商品を編む、プロの編み手さんになって行きました。
そしていつの間にか、若いお母さん世代も編み手に参加するようになりました。

・まだ子供が小さいので、空き時間に編み物を編んで社会と繋がっていたい
・子育てが一段落したので、もう一度大好きな編み物に挑戦したい
・親御さんの介護があるので、在宅で仕事がしたい

そんな様々な立場の女性が、それぞれの理由を持ってBeyond the reefに参加して下さるようになりました。
ママさん達がおばあちゃま達に編み物を習い、それを若い人たちが注文する。
そんな世代を超えた交流がなされる事は本当に嬉しいし、このバッグを介して色々な人が繋がればいいなと心から思っています。
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“そして今現在 ”
気がつくと立ち上げから3年が経ち、Beyond the reef も少しずつ皆様に知って頂くようになりました。
最初はお義母さん一人おばあちゃま3人で始めた編み手さんも、今は40名を超えるまでになりました。
Beyond the reef のバッグは、編み物はもちろん、中布縫い付け、仕上げ、梱包に至るまで、すべて手作業です。
一目の違いでも、1㎝の違いでも、編み直しになります。ですので、とてもお時間が掛かります。
とても効率が悪く生産性も低いですが、私たちはこのやり方を変えるつもりはありません。
大量生産をするつもりもありません。なぜなら私たちは単にバッグを売っているのではなく、
このバッグに込められたストーリーをお客様にお届けしているからです。

「素晴らしいモノづくり技術を次の世代に継承したい」
「好きなこと、得意なことで、無理なく楽しく社会に参加してほしい」

こんな想いを持って歩んで参りましたが、私たちはまだまだスタート地点に立ったばかりです。
これからも努力と精進を怠らず、お客様、作り手さん双方が小さな幸せを共有できるブランドでありたいと願っています。

株式会社ビヨンドザリーフ  
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